大小112の島々がある香川県。穏やかな海に浮かぶ美しいロケーションは、まるで別世界。遠くから見ると、同じように見える島々ですが、一つひとつの島に降り立つと、それぞれに個性があって、そこはシャッターチャンスの宝庫！大自然の中のアート作品、時間ごとに色が変化していく島ならではの景色、やさしい人々のくったくのない笑顔、島で過ごす名物猫たちのお出迎え・・。都会では決して味わえない、不思議な感覚や心地いい時間がそこには流れています。
香川県を縦に3分割した時の左側部分が西讃と呼ばれるエリア。
江戸時代からの風情が今も残る町並みや、巨大な銭形砂絵のパワースポットなど、タイムスリップしたような風景を次々とキャッチできます。もちろん、西讃エリアでも、小さな島々を舞台にしたアートのほか、独自の文化や風景が発見できるので、撮影スポットにはことかきません。まだまだみんなが知らない西讃を見つけられるはず！
香川県のちょうど真ん中あたりが中讃エリアです。
海に近い地域では、世界的にも有名な瀬戸大橋の存在感や400年の歴史を刻む丸亀城に大感動！山に近い地域では、豊かな緑に包まれた渓谷や昔ながらの神社仏閣に心が洗われます。現代の香川県と伝統の香川県、その両方をどんな角度から切り取ろうかと考えながら、シャッターを押していくのも楽しい地域です。旅の途中には、香川県のおいしい名物も堪能できます！
高松は、香川県の玄関であり、中心エリア。オシャレで都会的な街の雰囲気を漂わせつつ、そこかしこに、歴史を感じる伝統や優雅な大名文化もかいま見られます。街はコンパクトにまとまっているので、自転車などで散策しながらまわるのがポイント。ちょっと郊外に足を向けると、映画のロケ地もあってヒロイン気分に！夕方になると、海に沈む夕日や行き交う船を眺められ、マリンシティならではの圧巻のロケーションを満喫できます。
香川県の東側に位置するのが、東讃エリア。世界遺産の登録を目指している四国遍路の最後のお寺・結願寺（けちがんじ）でもある大窪寺のある地域です。香川県は、お遍路さんをもてなす「お接待」が盛んで、地元の人々とのふれあいが楽しめますが、東讃では、結願寺があることから、お遍路さん同士の交流も少なくないようです。もしかすると、風景だけじゃなく人生模様も写真におさめられるかも？また、東讃の地場産業である手袋、醤油、海の幸もお忘れなく。
